現在、病院やクリニック、歯科医院等の集客(集患&増患)はWEBでの展開が中心となります。
WEBマーケティングの対策は行っているが、オフラインでのマーケティング対策は…といった先生は多いのではないでしょうか?
病院(特に歯科)は、競争が激化していることもあり、WEB以外のオフライン対策もきちんと施し、集客できるようにならなければ、今後生き残っていくことができない状況です。
『あれをやっておけばよかった…』『こうしておけばよかった…』と公開する前に現在の病院やクリニック、歯科医院等状況を振り返り、集客力をアップする手法についてお伝えできればと思います。
広告展開
病院は、医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び 広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)が厚生労働省から発布されており、病院は、この広告ガイドラインを必ず守らなければなりません。
この医療広告ガイドラインは、病院が広告を出してはいけないということを言っている訳ではないので、厚生労働省の規制範囲内で行える広告を出し、近隣住民などに病院の認知度を上げていく必要性があります。
病院は、地域の方々と密着した事業となります。そのため、長くその地域に住んでいると近隣の方たちは、先生が経営されている病院を知らないはずがないといった勘違いをされがちですが、結構と知られていないケースが多いです。
これは、近隣の方々がズ~っとその地域に住んでいる訳ではなく、引っ越しなどで出入りが必ずあります。特にアパートやマンションといった集合住宅は、季節でのの出入りは顕著に現れます。
また人間は、忘れる動物です。一度知った程度では、直ぐに忘れ、その忘れたタイミングで他の病院に来院してしまっていることもあります。
一度知ることがあってもすぐ忘れてしまいます。
まずは、先生の経営される病院に来院してもらうためには、まず近隣地域と呼ばれる地元での認知度を上げることが必須となります。
病院のチラシ戦略
近隣地域の方々に対して病院の認知度を上げるオフライン対策の中では、新聞折込やポストへ投函される【チラシ】が非常に効果があります。
WEB全盛の時代で、『そんな方法は古いし集客なんかできない』といった声が聞こえてきそうですが、以外にもチラシは有効です。
もちろん病院では、先に述べた通り、医療広告ガイドラインがあることから広告内容に規制があるため、25%OFF!などといったチラシを配ることはできません。
上手いキャッチコピーで、患者さんにインパクトを与えて…といったことはできませんが、どうやってチラシから集客するのか?
それは、イベントやセミナーなどの開催告知です。
例えば病院を知ってもらうために、病院の内覧や簡単な検査キットを使った簡易診断会、生活習慣病の予防医学セミナー、介護講習会などが対象になるかと思います。
もちろん治療を受けるわけではなく、あくまでも病院認知のウエイトが高いので、チラシ配布後すぐに集客(集患&増患)に直結して患者さんが増えるわけではありませんが、上記のような地道なイベントやセミナー開催によって、認知度が上がるとともに、先生への親近感や信頼度が上がり、後々に来院してくれるようになります。
今回はここまでとし、次回この続きをお伝えいたします。
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