病院やクリニック、歯科医院等の集客(集患&増患)の観点から考えなければならないことがあります。
それは、患者さんとなる【ターゲット】のことです。
先生の病院のターゲットは誰なのでしょうか?
この問いかけは、マーケティング上、とても重要なことです。
俗に言う『ターゲティング』と呼ばれるものですが、このターゲティングの部分が明確でないと集客(集患&増患)は中々上手くいきません。
ターゲティングせずに、患者さんの皆から愛される病院というのは聞こえが良いですが、集客(集患&増患)戦略としてはよくありません。
勿論、ターゲット以外の患者さんが来院することは良いことですが、それはあくまでもオマケといった偶然と考えていただいたほうが良いと思います。
ターゲットとは、ビジネスで重要な5w2hでいうところのWho(誰に)となります。
このターゲットのWho(誰に)が絞られなければ、その先のビジネスで重要な5w2hのWhat(何を)が決められません。このWhat(何を)が病院でのサービス内容となりますので、必ずターゲティングを行いましょう。
病院でのターゲットは、診療科目の先にある『何か』を求める方が対象となります。
ターゲットの特徴を思い浮かべてみてください。
1つの例として…都心のオフィス街に内科を開業するまたはしている場合、
・40代
・男性
・既婚
・子供2人
・残業が多い
・不規則な生活
・偏った食生活
・野球好き
・車はSUV
・日経購読
・趣味はゴルフ
・投資にも興味あり
…etc
といったことがあがってくると思います。
あくまでもこれはコチラで思い描いたターゲット像ですので、先生もまずは色々と挙げてみていただければと思います。
そしてここからこのコアターゲットを絞ると必然と病院やクリニック、歯科医院のあり方が分かります。
・診療科目やその専門性
・診療時間(休診日)
・開業場所
・院内の雰囲気
・患者さんとの接し方
既に開業されている場合は、上記は限られてしまうことかと思いますが、それでも経営健全化に舵を切り返すための材料は確実にこの中にあります。
霧に包まれていた病院やクリニック、歯科医院等のマーケティング部分が少しずつ明らかになってきていませんか?
このコアターゲットを意識しながら、マーケティングやコンテンツ配信を適切に行うことが大事かと思います。
病院やクリニック、歯科医院等マーケティングのことならコチラ。